頭の中の世界の一部分の物語、思想、感性、感情、感覚、痛み、喜び。 書くことが、生きることの証明 詩、歌詞、エッセイ、小説、短歌、論述、コラム、考察。

芍薬が枯れないように

日和見、作詞、詩、社会心理、精神。

たまに夢に出てくる君

夫を含め私が過去にお付き合いした方の人数は少ないほうなのだけど、

なぜか最初に付き合った元彼だけ、いまだに数か月に一回くらいの頻度で夢に登場する。

他の元彼さんは全く出てこない。夫はたまに登場するが、夫が夢に出演する場合は普段の生活のシチュエーションであることが多いので細かい内容を忘れてしまうこともある。

 

一方で、なぜかその最初の元彼が夢に出てくるときだけ、やたらストーリーが濃厚というかしっかり組み込まれている。というか、絡みが多いと言えば良いのか。

ちなみに別れてから一度も会ってないどころか連絡すらとっていないし未練も何もない。当然。

 

なのにどうして君は私の夢の中でそんなに悲しそうに泣いているんですか。

辛そうにしているんですか。

 

あのとき辛くさせたのは君のほうだというのに。

そんな泣き顔、見せたことなかったくせに。

 

未練はなくても、許しという心残りはあるのかもしれない。