【創作意欲】何かを創り出したい気持ちはどこに消えた?
当時は小学校4年生。
朝起きてから
登校中も、授業中も
下校したらすぐパソコンやノートに向かって
湖から湧き出る噴水のように思い浮かぶ発想に身を任せて、言葉を書き連ねた日々。
深く考えなくても、アイディアやテーマ、書いてみたいもの、こと、キャラクター、題材はいくらでも浮かび上がってきた。
あのときの研ぎ澄まされた感性と発想力、閃きはどこにいってしまったのだろう。
26歳の今はただ、宙を眺めてぼんやりと、同じことを繰り返し考えては揉み消し、白紙に戻す作業を続けるだけで、筆など一文字も進まない。
ただただ、書きたいのに書けないもどかしさだけが募り、こうした雑念に塗れた駄文だけが積み重なる。
社会はそんな病を言い訳として認めてはくれない。
神様やサンタクロースがこの世にいるのなら
今年のクリスマスには、当時の閃きと発想力をもう一度授けてくれないだろうか。
今の私は、ただひたすら、空虚だ。
いくらものを買っても、寂しさを大量のぬいぐるみで満たそうとしても、空虚なまま、ぽかんと大きな穴が空いたままだ。
この空虚を満たすには、私という存在を社会に認知してもらうために、世に表現という形で発信するしかないのだろう。
あと少しだけ、勇気と気力と勢いを。
泣くのはやめろ。
動いて動いて動くしかない。