冬の宴の帰り道に考えた彼此
身体の芯から底冷えする師走、
恋しくなるは身体を温める食。
人と共に鍋をつつき語る。
近況、次回の予定、仕事、エンタメ、ゲーム、
一般的には女性が集まれば自然と何らかの雑談は発生するらしい
しばしば私にはわからない話題が挙がる。
そんな時、鍋の中の肉と野菜はいつでも私を迎え入れてくれる。さあ、おいでよと。
黙々と食べていれば良い、食べ物は心が広い
冬の夜中の帰路というのは何故あんなにも孤独で静かで闇深いのだろう。
少し目を凝らしてみたら、闇の使いが手招きしている姿が見えるのではないかと思えるくらい、冬の帰路は寂しくて闇に包まれている
帰宅途中の私の脳内はとても冷静で
興奮も喜びも楽しみも全て投げ捨てた状態で
この道を歩いていったら家族がいるけれど
そしてきっと家族は優しく私におかえりをくれるけど
それは苦しみの日常の始まりの合図
この道を引き返してどこかに失踪してしまいたい
逃げたい
この世界の苦しみから
その瞬間
涙腺が爆発したかのように涙が溢れて止まらなくなった、
最近また良く涙を流す
宴の後は反動からくるショックと体調不良の波が大きい
今週はスケジュールを、しかも夜に、入れすぎた。反省しよう。
フツウノオンナノコが好きな会話にもついていけない、
オタクなオンナノコが好きな会話にもついていけない、
テレビも見ないからわからない、
私が興味あるのは、私自身のことだけだ。
私の書くもの。
私のしたいこと。
私の病気。
私の欲しいもの。
ああ、自己中だなぁ。
好きって何だろう。
愛されたいと思いながらも、
何をもって愛されていると実感できるのか
よくわからない。