10年寝かせた活字
ある創作小説を書き始めたのが高校2年。
それから3章分だけ書き、曖昧な設定なまま、ゴールも設定しきれないまま、キャラクターとその世界だけが、私の頭の中に存在し続けている。
不思議なことに、ほとんど適当な設定であるくせに、その設定は絶対に変えたくないし消したくない。
他のだと、よく、その存在をなかったことにしてしまうのだけど。
続きを書きたいとは常に思っているんですが
今はそのタイミングではないのかもしれないし、
もしかしたら明日、そのタイミングがくるかもしれない。
生きていてはいけないと言われた種族。
殺されないための契約をしよう。
存在を否定されたもの同士のひとつのストーリー。